【初心者必見】1からわかる迷子のネコちゃんの捜索から保護の方法

「大切なネコちゃんがいなくなってしまった・・・」

そのような時にいち早く大切なネコちゃんを発見する為の方法を今回の記事でまとめました。

今回の記事は1から迷子になってしまったネコちゃんの捜索方法について述べていきます。

少々記事が長くなっておりますが、弊社今までの捜索経験を踏まえて、大切なネコちゃんをすぐに発見するためにも是非とも最後までしっかりとご覧いただければ幸いです。

目次

①ネコちゃんはどうして迷子に(いなく)なってしまうのか?

迷子(いなくなる)理由で最も大きいのはネコちゃんの環境を取り巻く変化

まず大切なネコちゃんがいなくなってしまう理由として「環境の変化」が最も大きいと言われております。

というのも、ネコちゃんは人間以上に環境の変化はストレスに繋がる生き物だからです。

私たち人間から見ると「え?そのようなことがストレスなの?」と思うことでも、ネコちゃんにとっては凄いストレスが掛かることだったりするのです。

勿論、前提としてネコちゃんの個体差によって異なりはするのですが、環境の変化には以下のようなものがあります。

引っ越しや泊まりで普段とは異なる場所に来た時

引っ越しで新居に住居を移したり、大切なネコちゃんと共に旅行などで異なる場所に宿泊となった時、ネコちゃんは普段とは違う環境であることからも、その場所に慣れずに精神的ストレスになる場合があります。

そして、そのストレスからその場から逃げ出したくなることから繋がり、いつもは例えおとなしいネコちゃんだったとしても脱走してしまうというというわけです。

つまり、迷子のネコちゃんになってしまうというわけです。

在宅中に知らない人が来た、サッシを開けた際に虫等がいた

郵便、宅配便、出前(Uber eatsなど)、ガス点検などのいつもとは見慣れない人が来た時に、ネコちゃんはその環境の変化から驚いで、玄関や窓から逃げ出してしまうことがあります。

また、その他にもサッシを開けた瞬間、虫などがいた場合、ネコちゃんはその虫に興味を持って、一目散に飛びついたりした時に外に出てしまい、そのまま脱走してしまうケースもあったりします。

その他、庭に出したら帰ってこない、散歩中に逃げ出す

現在は少なくなくなりましたが、まだ一部ではネコちゃんを庭(外)に出している人もおり、外に出ている時に他のネコちゃんと喧嘩したり、また怪我などによって家に帰れなくなってしまい迷子になってしまうケースがあります。

また、ハーネスをつけて散歩中に何らかのアクシデントでハーネスから抜けてしまって、そのまま逃げてしまってネコちゃんを見失って迷子になってしまうこともあります。

②迷子(いなくなった)ネコちゃんを探す為に知っておくべき特性

前提としてネコちゃんは個体差によって様々

厳しい言葉になるかもしれませんが、迷子になったネコちゃん探しで絶対的な方法はありません。

なぜかといえば、前提として「ネコちゃんは個体差によって様々」だからです。

例えば、好奇心旺盛で同じところに入られずに、様々なところに活発的に動くネコちゃんもいれば、警戒心が強く、平気で1週間でも2週間でも、一歩も動かないネコちゃんも存在すします。

このようにネコちゃんによって様々な特性があるので、絶対的な方法がないです。

しかしながら、ネコちゃんには特有の特性があることからも、この特性を理解することによって、保護できる確率を上げることができますので、それに関して紹介していきたいと思います。

ネコちゃんは自身の快適な場所を見つける天才

ネコちゃんは自身の快適な場所を見つける天才と言われております。

基本的には後述でも詳しく述べようと思いますが「脱走場所の近くで狭くて、暗い場所」にいることが多いです。

特に脱走して間もない場合は脱硝場所の近くに潜んでいることが多いので、いち早く脱走場所の周辺を探してみることが大事になります。

迷子のネコちゃんは警官心が強く両面を晒さして行動することは少ない

迷子になっていたネコちゃんは、普段安全なところいるネコちゃんであるケースが多く、そのような普段は安全なところにいるネコちゃんにとって外の世界は未知な場所であることからも警戒心が高くなっているケースが多いです。

そして、そのような警戒心が高くなっているネコちゃんは「両面を晒してあることは少ない」のです。

つまり、片面側は壁というような感じで、以下のような感じで壁沿い行動することが多いです。

しかしながら、警戒心が低いネコちゃんだったり、夜間などの人や車などが少なくなって、他の動物も休む動物が多い時間帯になると、警戒心が薄れることからも両面を晒して行動することも多くなるので、一概に壁沿いに沿ってずっと行動しているというわけでもありませんので、ご注意してください。

年齢・性別によって多少変化する

基本的にオスのネコちゃんはメスのネコちゃんよりも行動範囲が広いのが特徴です。

また年若いネコちゃんは元気であることからも行動範囲が広かったり、楽々と高い場所に移動することもできるのが特徴であることから高所も探すことが重要になってきたりします。

逆に年を取ったネコちゃんはその範囲が狭まり、動きもゆっくりとなることが多く、いる場所も高所ではなく地面から近い場所にいることが多いです。

外の環境に慣れている、慣れていないネコちゃんによって行動範囲が変わる

これは迷子になっているネコちゃんが元保護ネコであり、元々室外の環境に慣れているネコちゃんですと、慣れていることからも外に出てからの行動範囲が大きくなります。つまり、捜索ではやや捜索範囲を広げたりすることが無難になります。

逆に今まで一回も外に出たことがないような室内の環境しかしらないネコちゃんであれば、大きな道路を渡す可能性が低かったり、また恐怖や不安から家の近くをウロウロとする可能性が高いです。

しかしながら、外出ている期間が長くなればなるほどに、ネコちゃんにも慣れが出てくるので、室内の世界しか知らないネコちゃんだったとしても、行動範囲が広くなってしまうのが注意です。

しばらくネコちゃんは数日間、何も食べなくとも問題ない

弊社に捜索依頼が来た際、たまに

「うちの子、今朝から何も食べていない状態で脱走してしまったから心配で・・・」

とおっしゃる依頼主様がいらっしゃるのですが、人間と一緒でネコちゃんも数日間は何も食べなくとも元気でいる可能性が高いです。

ネコちゃんは水だけで2週間生きられるというデータあることからも、いなくなってから数日は大丈夫です。

しかしながら、これも子猫だったり、持病を持っているネコちゃんなどで個体差によって異なるので、あくまでも目安だと思っていていただければ幸いです。

迷子になるネコちゃんの隠れる場所・行動について

ネコちゃんがよく隠れる場所や行動について

ネコちゃんが隠れる場所には傾向性があります。

それが「狭くて、暗くて、人気がなく、静か」である場所です。

このような場所にネコちゃんは隠れる可能性が高いです。

前述までの項目を見ていくと予想できるかもしれませんが、ネコちゃんは基本的に警戒心が強い生き物であることからも、上記のような場所にいる可能性が高いというわけです。

また迷子のネコちゃんの行動に関しては、基本的には「昼間はじっとしていて、夜になったら動き出す」と、この様な行動を取るネコちゃんが統計的に多いです。

具体的なネコちゃんの隠れる場所

具体的には以下のような場所にネコちゃんはよく隠れます。

屋根の上、家と家のすき間、 軒下、自動車の下、 物置の上や下、 塀の上、 室外機の上や下、 側溝の中、 植え込みの中、草むら、公園の水飲み場、資材置き場、空き家、マンションの部屋と部屋の間にあり仕切り板付近など

勿論、絶対いるとは言うことはできませんが、これらの情な場所にネコちゃんは隠れていることが多いです。

性格によってネコちゃんの行動は変わる

またネコちゃんの性格によっては隠れる場所は変化いたします。

例えば、今まで家の外に出たことがないことから警戒心が強く、臆病なネコちゃんの場合、日中はじっとしていることが多く、人や車通りが少なくなる夜間に活動する傾向があります。

逆に人懐っこいネコちゃんの場合は、近所で野良猫の集団に餌やりをしている人がいた際に、しれっと混ざって一緒に餌をもらっているということもあったりと、本当に性格によってもネコちゃんがいる場所は様々なのです。

季節によって行動時間帯が若干変わる

季節によってネコちゃんの行動する時間帯は変わります。

例えば、気温がちょうど良い春や秋は人間と同じで活動しやすい時期です。

ですので、この時期は周りで安全で認識すれば、夜は勿論のこと、昼も意外と活動したりします。また、発情期を迎えたネコちゃんは異性を見かけると行動範囲が大きくなり、予想以上に遠くへ出ていく可能性もあります。

そして、夏は日中の直射日光や高温を避ける為、日陰など涼しい場所で休むことが多く、涼しくなる夕方以降からネコちゃんは活動を開始していきます。

最後に冬は比較的暖かい日中に活動的になりますが、春〜秋と違って夜になると気温がさらに落ちる為、寒さから身を守る為に、暖かくなりやすい場所に身を置く傾向があります。

また雨の日が降っている時は、季節関わらず毛皮が濡れない場所に身を寄せることが多く、その場でじっとしていることが多いです。

そして、雨が止んだ直後はネコちゃんが餌を探しに出る機会が増えることからも、雨が止んだ直後は姿を晒す時だったりします。

※詳しい季節によっての捜索方法に関しましては、以下の記事を参考にしていただければ幸いです。

ネコちゃんを捜索する時間はいつが良いの?

④ネコちゃんを探しにいく前にすべきこと

捜索を始める前の準備

迷子になったネコちゃんを今すぐにでも探しいに行きたい気持ちがあるかもしれませんが、探しいく前にいち早くネコちゃんを見つける為にやるべきこと」が良いことがあります。

この準備をしているか、していないかで、ネコちゃんのみつかり具合が大きく変わっていきますので、早く探したい気持ちはわかりますが、まずはこの準備をすることをお勧めします。

捜索に行く前、各所(交番、保健所、動物愛護センター)に連絡をする

大切なネコちゃんがいなくなったことが判明しましたら、まずは各所(交番(警察署)、保健所、動物愛護センター)に連絡をしましょう。

なぜ、上記の各所に連絡するかと言いますと、あなたの大切なネコちゃんが何かしらの経由で保護された際に、各所を通して連絡をいただけること。

また既に見つかっており、各所にて保護されている可能性があったりするからです。

この様な理由があることからも、ネコちゃんがあなたの元からいなくなったら、まずはこれらの場所にしっかりと連絡をしておくことを推奨します。

コンビニに行き、ゼンリン地図を印刷して捜索の準備をする

ネコちゃんがいなくなり、いざ捜索していくとなった時に必ず手に持っておいて欲しいのが地図です。

なぜ、地図が必要かといえば、地図があることによって、あたりにあなたの大切なネコちゃんが潜伏してそうな場所を把握できたります。

また捜索中に探した部分、その場所の特徴やルールを記述していけば、しっかりと何時何分にどこどこの場所を探したということが後で客観的にわかり、ネコちゃんを保護に繋がる大きな助けになるからです。

ちなみに地図の中でもコンビニエンスストアで簡単に安く刷ることができる「ゼンリン地図」は見やすい&わかりやすいことからも迷子のネコちゃんを探す時に必須のアイテムとなります。

⑤ネコちゃんを捜索していく手順

ネコちゃんを捜索していく手順(一軒家の場合)

ネコちゃんを探していく手順としましては、自宅からいなくなった場合、家の中→敷地内→自宅の近所の隠れやすい場所を徹底的に捜してから、捜索範囲を広げていくことが重要です。

ちなみに近場から探していく理由としましては、脱走してから時が経っていない場合は、まだ遠くに行かずに近場に留まっている可能性が高いからです。

また探すときに家と家の隙間などはハジからハジまで、しっかりとライトなどを使って探していきます。

ネコちゃんを捜索していく手順(マンションやアパートの場合)

マンションやアパートの場合、近隣トラブルを避ける為にも管理人にまずは事情を話してから捜索していきましょう。

そして、探す際ですがメーターボックスはすべて開けるなど、マンション・アパート内の隠れられる場所をすべて捜してから外に行きましょう。

またマンションやアパートの場合、いなくなった直後は同じ階(フロア)の違う部屋のベランダなどにいる可能性も高いことからも、まずは同じ階(フロア)から探す様にしていきましょう。

ネコちゃんの捜索作業は夜間がベスト

捜索の時間帯は基本的には迷子のネコちゃんが活発的に動き出す夜間に行うほうがよいといわれています(前述で記述した様に季節によっては少し異なります)

ですが、夜間の捜索の場合は、近隣住民などに迷惑などをかけてしまう可能性がある為に十分配慮した上で、捜索していきましょう。

また、街灯などがなく真っ暗な場所では怪我などのリスクもある為、しっかりライトなどを灯りを照せるものを持った上で捜索にあたっていきましょう

日中はチラシのポスティングを中心に

日中も夜間と同じく捜索に当てるのも悪くないのですが、日中は近隣にチラシをポスティングしたり、また近所のお店、また町の掲示板などにチラシを掲示してもらえるように交渉していくのも良いです。

特に近所の店に掲示をお願いできるのは、営業時間帯以外だと厳しいので、これからは日中にお願いしにいきましょう。

また、大丈夫かと思いますが、何も許可なしに町に至る所に勝手にチラシ貼ることは違法行為にもなることがありますので、しっかりと許可を取ってからチラシは掲示する様にしていきましょう。

慣れていればSNSも利用していきましょう

普段からSNS(X(Twitter)、インスタグラム、Facebookなど)を使っているのであれば、このようなSNSを使って情報を集めていくのも有効的ではあります。

特に(X(Twitter)はリツイート機能もあることからも「拡散をお願いします」と記述することによって、多くの人に認知させることにも繋がってきます。

また、いなくなった地域に#(ハッシュタグ)を使ったりする方法も有効だったりします。(例えば、東京都港区でいなくなったのであれば「#東京都港区や#港区」とハッシュタグをつける)

ただ一つ注意して欲しいのが、ネコちゃんが見つかって欲しいあまり、自身の住まいが特定できる様な個人情報まで書いてしまうと、貴方の身に危険が起こる可能性がありますので、十分に気をつけてSNSは利用していきましょう。

⑥ネコちゃんが家に戻ってくる為の仕掛け作り

捜索と同じくらい重要なネコちゃんが家に戻ってくる為の仕掛け作り

実はいなくなったネコちゃんを探す為に捜索するのと同じくらい重要になってくるのが「家に戻ってくる為の仕掛け作り」となります。

そこで弊社で実際に行っていて、保護率がアップした仕掛け作りを特別に今回は二つ紹介していきたいと思います。

是非ともネコちゃんが脱走してしまっていなくなった人は実践していただければと思います。

ネコちゃんの探しに有効的な「トイレの猫砂」

まず一つ目は家の周りに「トイレの猫砂」を置いていくことが家に戻ってくる仕掛け作りとして有効です。

これはネコちゃんの「自分の匂いの場所に帰ってくることがある」と言う習性を利用した仕掛けとなります。

で、その猫砂の使い方ですが、おしっこなどの匂いがついた猫砂を排水溝用のネットに入れ、ゴルフボールくらいで、紐で結んだものを作成します(ネットに入れて縛れば良い)

以下、この様な感じの猫砂を作ります。

そして、この様な猫砂を作りましたら、あとは1メートルおきに敷地内に置いていきます。

この様な仕掛けを置くことにより、先ほど述べたネコちゃんの習性を利用して、迷子になったネコちゃんが自然と戻ってくるのを待つと言うわけです。

一つの注意点としては、雨などの場合、屋根がある下に配置して汚れないようにするのと、しばらく猫砂を置いていると汚れてくるので、こうなりましたら取り替えることをお勧めします。

「おふろの残り湯」を使ってネコちゃんを誘き寄せる

もう一つ有効的なのが貴方または家族が入った「お風呂の残り湯」が迷子のネコちゃんには有効的です。

これが有効的な理由としましては、お風呂の残り湯は飼い主の匂いがついており、その匂いに安心感を覚えるネコちゃんが多いのです。

よって、残り湯を撒くことによって、その匂いを嗅いだネコちゃんは飼い主の匂いに安心感を覚え、撒いた場所に寄ってきやすくなります。

ちなみに残り湯は以下の様にペットボトルに集めると良いです。

 

 

そして、集めた後は家の庭などの敷地に巻いていきましょう。

この時、先ほど記述した猫砂も同時に置いておくと有効です。(残り湯を猫砂にかけてしまうと、猫砂の効果がなくなってしまうので、猫砂には残り湯をかけない様にしましょう)

⑦効果が高い迷子のネコちゃんのチラシについて

侮れない迷子のネコちゃんチラシの効果

迷子のネコちゃんのチラシのポスティングがとても大きな意味を持ちます。

その一番の理由は「貴方のネコちゃん探しを手伝ってくれる人」を、このチラシによって増やすことが出来るからです。

実際に弊社もチラシの報告が元でネコちゃんが保護に至ったケースは数十件以上になります。

それだけチラシの効果は大きいのです。

チラシは早めに作成してポスティングするのが効果的

貴方の大切なネコちゃんがいなくなったら、すぐにでもこのチラシ作りに着手した方が良いです。

なぜなら、ネコちゃんがいなくなってすぐの場合、近くに潜んでいることが多く、その近くをチラシの効果で色々な人が目に掛けてくれれば、非常に見つかりやすい状態になるからです。

ですから、早くチラシは作成してどんどんポスティングしていきましょう。

ただし「チラシ投函禁止」という家やマンションもございますので、その様なところではしっかりとルールを守っていきましょう。

ポスティングした場所に必ずマーキングをしていく

チラシをポスティングしていくと

「あれ?ここポスティングした場所だっけ、してないっけ・・・どっちだろう」

と言う様に忘れてしまうことがあります。

そして、何度も同じ場所にポスティングをすることはチラシの無駄になったり、場合によっては嫌がらせ行為と思われてしまうこともあります。

ですので、捜索の時にあると便利と紹介したアイテムである「ゼンリン地図」を用意して、チラシをポスティングした場所を忘れない様に、しっかりとチェックしていきましょう。

もしポスティングしたチラシから連絡が来たら

連絡が来ることは迷子のネコちゃん探しの一歩と言えますが、気をつけることがございます。

それは、あまりこちらから質問はせず「どんなネコちゃんでしたか」とお相手の方からよく訊いて、基本的には相手にお話しいただく方が良いです。

なぜなら、こちらから色々と聞いていくとバイアスが掛かり、お相手が「見つかって欲しい」と言う気持ちから誤情報を伝えてしまうことが発生するからです。

ですので、基本的にポスティングから連絡きましたら、お相手主体で話していく様にしていきましょう。

そもそも、どの様な迷子のネコちゃんのチラシを作れば良いのか?

ポスティングをしていく迷子のネコちゃんのチラシですが、参考として弊社のチラシを参考にしてお作りいただければと思っております。

軽く説明をしますと

・目に止まりやすい配色にする
・ネコちゃんの顔がわかる&全体像がわかる写真
・ネコちゃんの特徴をしっかり載せる
・いなくなった日などの記述は目撃者の探す意欲に関わるのであえて書かない

等となります。

ちなみに最近はスマホを持っている人が増えている為、LINEなどのQRコードを掲載することによって、そのLINEのやり取りから画像や動画を送ってもらうことも可能になったので、貴方が大切に飼っているネコちゃんかどうかの判別が大変しやすくなっております。

正直、電話だけですと目撃者の情報だけが頼りになり、前述の様にお相手が「見つかって欲しい」と言う気持ちから誤情報を伝えてしまうこともあるので、実は電話よりもLINEなどの情報の方が確実だったりもします。

また、別の記事にてポスティングをしていく迷子のネコちゃんのチラシ作成のポイントを述べていきればと思っておりますので、詳しくは別記事をご覧いただけれると幸いです。

【スマホでも作成可】迷子のネコちゃんのポスター(チラシ)作り方

⑧迷子のネコちゃんを発見した時の注意点

迷子のネコちゃんを発見したら気をつけなければいけないこと

迷子のネコちゃんをいざ発見したら気をつけなければいけないことがあります。

それは大声で「いた!」とか「◯◯(飼っている猫の名前)ちゃん/くん!」と呼ぶことです。

これをしてしまうと基本的にネコちゃんは外に出ている状態の時は警戒心が高くなっているので、大声で呼ばれると逃げてしまう可能性が高いからです。

そもそもネコちゃんは人間よりもはるかに耳の良い生き物です。

人間は約2万ヘルツが可聴域であるが、ネコちゃんは5倍の約10万ヘルツぐらいを聞き取ることができます。

だからこそ、大声を出すと驚いたり、恐怖を感じてしまい、せっかく見つかったのにその場からさってしまう確率が高いのです、

またネコちゃんは人の声から、人間の感情を読み取ることからも、いなくなって不安な気持ちで名前を呼ぶと、ネコちゃんも不安になったりもしていくことからも、心配している声で呼びかけるのも良くないです。

迷子のネコちゃんを発見したら、心を落ち着けてリラックスした声で優しく名前を呼ぶ

上記に記述していることからも、ネコちゃんを発見しても感情的にならず冷静になることが保護という視点では非常に大事な点となってきます。

また、迷子のネコちゃんが自分の元にくるようにするには、どの様なことが有効的かといえば「心を落ち着けてリラックスした声で優しく名前を呼ぶ」ことが重要です。

他には返事をかけたら返事を待つ、ゆっくりと緊張が伝わらないように(連呼はNG)しましょう。

ネコちゃんは緊張が伝わると余計に不安になってしまい出てこられなくなってしまいます。

だからこそ、まるで「家の中にいるのかな?」 と、ネコちゃんに錯覚させるような感じで声を出して呼ぶことが大事になってきます。

ネコちゃんの保護に有効的な道具

迷子のネコちゃんを見つけるのに重要な「赤外線カメラ」

迷子になっているネコちゃんを見つけるには「赤外線カメラ」も非常に有効です。

そもそも迷子になっているネコちゃんが確実にその場所にいるかを特定できるか、できないかによって、ネコちゃんの保護率は大きく変わって来るのが事実です。

ですので、赤外線カメラをネコちゃんが居そうな場所に設置して、もしその赤外線カメラに姿が写っていれば、後程後述する「捕獲機」を利用することによって、一気に保護率が上げることができます。

ネコちゃんを見つけたら「捕獲機」を準備して保護しましょう

赤外線カメラ、または肉眼で迷子のネコちゃんを見つけましたら、焦らずに「捕獲機」を使って保護していくことが無難です。

迷子になって外にいるネコちゃんを手で捕まえようする人もいますが、外にいるネコちゃんは警戒心が上がっていること、またネコちゃんは非常に素早い動物ですので、手で捕まえることは難しいです。(もし手で捕まえる場合は、次の章で詳しく述べますので参照してください)

また、外にいるネコちゃんは恐怖心から飼い主様を襲う可能性もあり、怪我や病気になってしまうリスクもあります。

だからこそ、捕獲機を準備して捕まえることが賢明です。

※注意※ 動物愛護法では不妊去勢手術・保護救済以外の目的でネコちゃんに捕獲機を使うことは禁じられております。よって、これら以外の目的で捕獲機を使うことは違法になりますのでご注意ください。

捕獲機を設置する場所

ネコちゃんを保護する為に設置する捕獲機ですが、基本的には赤外線カメラを使って場所が特定できた場合や口コミで迷子のネコちゃんがいる可能性が高い場所に設置しましょう。

ポイントとして設置する捕獲機は、片方は壁沿いにするとネコちゃんの警戒心が少なくなります。

あとは捕獲機の中に餌をしっかりと設置していれば、食べにくる可能性があり、保護のチャンスになるので、あとは慌てずにじっくり待ちましょう。

間違っても捕獲機の側で待ち伏せしないようにしましょう。

捕獲機の餌を目当てに来たネコちゃんが人がいることによって離れてしまいます。

ネコちゃんの保護の方法

保護するのであれば、大きい洗濯ネットや捕獲機が有効

迷子のネコちゃんを見つけたら、手で捕まえるならネット(家にあるものであれば、大きい洗濯ネットがおすすめ)を使ったり、先ほどの章まで述べてきた「捕獲機」を使うことによって、保護の確率を上げることができます。

ただし、前の章でも書きましたが外に出ているネコちゃんはあらゆることが恐怖につながって、警戒心が上がり、神経が逆立っている場合が多いです。

なので、見つけて一気に駆け寄ってしまうと、さらに恐怖心を与えて、その場から逃走することに繋がってしまうことからも、慎重に保護していくことが重要になります。

もし保護に失敗してしまったら・・・

もしも保護に失敗をしてしまい、ネコちゃんがその場からいなくなってしまったら、無理に追うことは辞めましょう。

なぜなら、この様な状態になってしまうと先ほど述べた様にネコちゃんは恐怖心が高まっていることからも、どんどん遠くに行ってしまう可能性があります。

そうなってしまうと、せっかく居場所が特定できたのに、いなくなってしまうと場所を特定する創作からになってしまうという様な感じで、捜索自体が振り出しに戻ってしまうのです。

ですから、もしも保護に失敗をした時は無理に追うことは辞めましょう。

何度も当記事を見て、知識をつけた上で保護にチャレンジしていきましょう。

迷子のネコちゃんの捜索・保護を知るだけでも戻ってくる可能性は大きく変わります

ここまで迷子のネコちゃんを捜索・保護に関する方法を述べていきました。

今回の記事の情報を知っているか、また知らないかだけでも、貴方の大切なネコちゃんが戻ってくる可能性は大きく変わってきます。

また、一部の情報は実際に弊社でもネコちゃんを捜索する時や保護する時に採用している方法であり、その様な方法を実施することによって、迷子のネコちゃんを保護に至っているパターンは多々あります。

ですから、当記事を何度も見て学び、少しでも貴方の大切なネコちゃんが戻ってくるお手伝いができれば幸いです。

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