「ネコちゃんが迷子になって全然、家に帰ってこない・・・」
以前は少し待てば帰ってきたことからも、数日は待ってみたけど、気づいたら3日、5日も帰ってこなく、不安や焦りが募る日々。
そのような気持ちを抱える人のために、今回は「ネコちゃんが5日、3日と帰ってこない時にするべきこと」に関して述べていきます。
是非ともネコちゃんがまだ家に帰ってきていない人は参考にしていただければ幸いです。
そもそもネコちゃんが家に帰ってこない理由とは?
ネコちゃんが家に帰ってこない理由
まずネコちゃんが帰ってこない理由についてですが、正直、様々な要因があります。
ただ最も一般的な理由の一つは、ネコちゃんの好奇心が強いため、新しい環境や物に対する探求心から知らない場所へ足を踏み入れてしまうことです。
特に、屋外に慣れていない室内飼いのネコちゃんは、外の世界に出ると方向感覚を失いやすい傾向があり、元の場所に戻りたくても戻れないのです。
また発情期で去勢(避妊)をしていないネコちゃんは、異性を求めて、遠くまで移動することがあります。
あとは家の中にストレスがある場合もネコちゃんが家出をする原因となります。他のペットや家族構成の変化、生活環境の変更などがストレスの原因となり得ます。これらのストレスからネコちゃんは逃れるために、家を出ることを選ぶのです。
さらに言えば、外での事故や怪我、他の動物との喧嘩などに巻き込まれて、家に帰りたくても帰れない状況になっている場合もあります。
ネコちゃんの帰宅の可能性と長期不在時の対応
ネコちゃんが長期間帰宅しない場合でも、帰宅する可能性はあります。
ネコちゃんは優れた記憶力を持ち、長い時間が経過しても自宅に戻ることができます。
実際、弊社の捜索案件でも捜索時は見つからなかったネコちゃんが、一週間後に家にひょっこりと顔を出しに来たという案件もございます。
ただ長期間帰宅しない場合は、先ほど述べたように事故や怪我、他の動物との喧嘩などに巻き込まれている可能性が高くなってくることからも、ただ待っていないで保健所や動物愛護センター、地域の動物病院などにしっかりと問い合わせることも大事です。
ネコちゃんが3~5日帰ってこない時にするべきこと
迷子になる直前にいた場所をしっかりと捜索
当たり前かもしれませんが、迷子のネコちゃんを見つけるには諦めずに迷子のネコちゃんをしっかりと探すことです。
ですから、まずは迷子のネコちゃんの捜索の基本ともなる「迷子になってしまった場所(最後に目撃した場所)の付近」をしっかり探していきましょう。
上記の記事に詳しくは書きましたが、基本的には夜と朝にしっかりと探していくと良いです。
あと3〜5日姿を見せていないとなりますと、若干遠くに行っている可能性がありますので「迷子になってしまった場所(最後に目撃した場所)の付近」に痕跡がなければ、少し離れたネコちゃんが好む場所である「狭くて、暗くて、人気がない場所」も探していきましょう。
チラシ配り(ポスティング)を広範囲にしていく
上記のネコちゃんの捜索の他には、迷子のチラシを作成して広範囲にチラシ配り(ポスティング)をしていくことも効果的です。
先ほども述べましたが、3〜5日姿を見せていないとなりますと、若干遠くに行っている可能性がありますので、捜索と同様でチラシ配りも若干広範囲に行うことが大事になります。
ちなみに「チラシとか何をどう作れば良いか、わからないよ・・・」という方は、以下の記事にしっかりと作り方や配布の仕方をまとめましたので参考にお使いください。
ネコちゃんが家に帰ってきやすい環境づくりもしておきましょう
捜索&チラシ配りをやるだけでも迷子のネコちゃんの発見する確率は大きくなりますので、それを合わせてやっておきたいことが「ネコちゃんが家に帰ってきやすい環境づくり」です。
これに関しては以下の記事でまとめてある「猫砂ネット」や「お風呂の残り湯を巻く」ということが有効的です。
上記の方法を実施すると100%戻ってくるという保証はないですが、しっかりとネコちゃんの生態学に基づいたノウハウであることからも、やるとやらないかでは大きな差が出ることでしょう。
また上記のリンク先に書いている以外のことを言えば、ネコちゃんが迷子でいなくとも、いつもご飯をあげていた時間帯には「ご飯を出しておいてあげる」ということも大事です。
これはネコちゃんにも習慣的なことがあることからも、ひょっこりとご飯を食べに戻ってくるかもしれないからです。
ネコちゃんは人間が思っている以上に丈夫な動物
また、たまにネコちゃんが3〜5日戻ってこないと「うちの子はもう亡くなってるかもしれない・・・」と悲観的になってしまう人がおりますが、ネコちゃんは人間が思っている以上に丈夫な動物であることからも生きている可能性は高いです。
ネコちゃんは人間と同じで、水だけしか飲まなくとも10日間くらいは生き残れる動物だからです。
私たちが思っている以上に丈夫な生き物なのです。
ただし、そのような丈夫な生き物だとしても、外にいる期間が長くなると怪我などのリスクも上がってしまうことから、悠長なことは言っていられないのが事実。
ですから、出来るだけ早期発見をして、早くに保護してあげることが大切になります。
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