猫ちゃんの毛色の種類を写真で解説|キジトラとサバトラの違い・迷子猫の見分け方

猫ちゃんの毛色や模様は、かわいらしさを表すだけでなく、迷子になったときの大切な手がかりになります。

特に間違いやすいのが「キジトラ」と「サバトラ」です。どちらもしま模様の猫ちゃんですが、見るべきポイントは模様の形よりも、まず地色が茶色系か、グレー・銀色系かです。

この記事では、猫ちゃんの代表的な毛色を写真付きで解説します。キジトラ・サバトラ・キジ白・サバ白の違いも、迷子猫のチラシやSNSで伝わりやすい言葉に置き換えて説明します。

間違いやすい!キジトラとサバトラの違い

呼び方地色しま模様見分ける言葉
キジトラ茶色、こげ茶、黄土色系黒っぽいしま茶色ベースのしま猫
サバトラグレー、銀色、青みがかった灰色系黒っぽいしまグレー系ベースのしま猫
キジ白キジトラ+白背中や頭にキジ柄茶色のしま+胸や足が白い
サバ白サバトラ+白背中や頭にグレー系のしまグレーのしま+胸や足が白い

「サバ白」という呼び方は使われます。「白サバ」「白サバトラ」と呼ばれることもあります。厳密な決まりよりも、相手に伝わることが大切なので、迷子猫の情報では「サバ白(グレーのしま模様+胸と足が白い)」のように補足すると親切です。

キジトラとサバトラを見分ける5つのチェックポイント

1. 背中の地色を見る

キジトラは茶色やこげ茶、黄土色のあたたかい色に見えます。サバトラはグレー、銀色、青みがかった灰色の冷たい色に見えます。迷ったときは、顔よりも背中や腰まわりの地色を見ると判断しやすいです。

2. 光の当たり方に注意する

室内の暖色照明や夕方の光では、サバトラでも少し茶色っぽく見えることがあります。逆に日陰ではキジトラがグレー寄りに見えることもあります。写真を使う場合は、自然光で撮った写真があると伝わりやすくなります。

3. 白い部分がある場合は「白の位置」を書く

キジ白・サバ白は、白い毛の面積や場所で印象が大きく変わります。「胸が白い」「前足が白い」「鼻筋が白い」「お腹が白い」など、白の位置を具体的に書きましょう。

4. 顔だけで決めない

顔のアップだけだと、キジトラとサバトラを間違えやすいことがあります。体全体、背中、しっぽの色まで見て判断するのがおすすめです。

5. 迷子情報では専門名より見た目を優先する

「ブラウンマッカレルタビー」「シルバーマッカレルタビー」のような専門名よりも、一般の方には「茶色のしま模様」「グレーのしま模様」のほうが伝わります。

1. キジトラ

1. キジトラの猫 写真1
1. キジトラの例 1
1. キジトラの猫 写真2
1. キジトラの例 2

キジトラは、茶色やこげ茶をベースに黒っぽいしま模様が入る毛色です。額にM字のような模様が見える子も多く、背中・足・しっぽまで細かいしまが続きます。

サバトラと比べると、全体にあたたかい茶色系に見えるのが特徴です。屋外では草や土の色にまぎれやすく、暗い場所では黒っぽく見えることもあります。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「茶色ベースのしま模様」と書く
  • 背中・しっぽ・足のしまが見える写真を使う
  • 「全身キジトラ」「胸だけ少し白い」など白の有無も添える

2. キジ白

2. キジ白の例 1
2. キジ白の例 2

キジ白は、キジトラ柄+くっきり白い毛に分かれているのが入った呼び方です。背中や頭はキジトラ、胸・お腹・足先・鼻まわりが白い子が多く見られます。

「キジ白」という呼び方は一般的に使われます。ただし、白い部分の入り方は猫ちゃんによって大きく違うため、迷子情報では「どこが白いか」を必ず書くのがおすすめです。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「キジ白」だけでなく「胸と足先が白い」と補足する
  • 鼻筋・口元・前足の白さを写真で見せる
  • 左右で模様が違う場合は、右側・左側の特徴も書く

3. サバトラ

3. サバトラの例 1
3. サバトラの猫 写真2
3. サバトラの例 2

サバトラは、グレー・白・銀色をベースに黒っぽいしま模様が入る毛色です。しまの形はキジトラに似ていますが、地色が茶色ではなく灰色系に見える点が大きな違いです。

1枚目のように白色の毛が混じるとキジトラとの違いがとてもわかりやすいですが

2枚目のようにグレーと黒の模様になるとキジトラとの見分けが難しくなります。

写真では、光の加減で少し茶色っぽく見えることもあります。迷子猫として説明するときは「グレーのしま模様」「銀色っぽいしま猫」と書くと伝わりやすいです。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「グレー系のしま模様」と書く
  • 茶色ではなく銀色・灰色に見えることを補足する
  • キジトラと迷われやすいので「茶色ではなくグレー寄り」と入れる

4. サバ白

4. サバ白の猫 写真1
4. サバ白の例 1
4. サバ白の猫 写真2
4. サバ白の例 2(上の猫ちゃんがサバ白で下の猫ちゃんがキジ白)

サバ白は、サバトラ柄に白い毛が入った呼び方です。白い胸、白いお腹、白い足先に、グレー系のしま模様が組み合わさります。

「サバ白」という呼び方は使われます。ほかにも「白サバ」「白サバトラ」と呼ばれることがあります。白の面積が多いほど「白っぽい猫」に見られやすいので、背中や頭のグレーしま模様も一緒に伝えるとよいです。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「サバ白(グレーのしま+白)」と書く
  • 白の場所は胸・足・お腹・鼻筋など具体的に書く
  • 遠目では白猫に見える場合があるので、背中のグレー柄も説明する

5. 茶トラ

5. 茶トラの猫 写真1
5. 茶トラの例 1
5. 茶トラの例 2

茶トラは、オレンジ色や明るい茶色にしま模様が入る毛色です。キジトラよりも赤み・黄みが強く、全体に明るい印象になります。

写真や照明によってはクリーム色に見えることもあります。迷子情報では「茶色」だけでなく「オレンジ色のしま模様」と書くと目撃者に伝わりやすいです。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「オレンジ色のしま模様」と書く
  • 全身茶トラか、白が混じるかを分けて書く
  • 首輪やしっぽの形も一緒に書く

6. 茶白

6. 茶白の猫 写真1
6. 茶白の例 1
6. 茶白の猫 写真2
6. 茶白の例 2

茶白は、茶トラ柄に白い毛が入った毛色です。顔の下半分、胸、お腹、足先などに白が入りやすく、茶色と白のコントラストで見分けやすいことがあります。

同じ茶白でも、茶色の面積が広い子もいれば、白い面積が広い子もいます。写真では顔・背中・足元が分かるものを使うと伝わります。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「茶白」+「白の位置」を書く
  • 顔の模様が左右非対称なら必ず書く
  • 白い靴下のような足先は大切な特徴になる

7. 三毛

7. 三毛の猫 写真1
7. 三毛の例 1
7. 三毛の猫 写真2
7. 三毛の例 2

三毛は、白・黒・茶の3色が入る毛色です。白をベースに黒や茶色のぶち模様が入る子が多く、柄の配置は一匹ずつ大きく違います。

三毛は写真で特徴を伝えやすい毛色ですが、模様の位置まで書くとさらに見つけてもらいやすくなります。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「白・黒・茶の三毛」と書く
  • 顔の右側、背中、しっぽなど大きな模様の位置を書く
  • 似た三毛猫と間違われないよう全身写真を使う

8. サビ

8. サビの猫 写真1
8. サビの例 1
8. サビの猫 写真2
8. サビの例 2

サビは、黒やこげ茶、茶色が細かく混ざったまだら模様です。白い部分が少ないことが多く、遠目では黒猫のように見える場合があります。

サビ柄は写真で色の混ざり方を見せることが大切です。顔や背中に茶色がどのくらい入っているかも伝えましょう。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「黒っぽいサビ柄」「茶色のまだらあり」と書く
  • 暗い場所では黒猫に見える可能性を書く
  • 顔の茶色い模様や体のまだらを写真で見せる

9. 黒猫

9. 黒猫の猫 写真1
9. 黒猫の例 1
9. 黒猫の猫 写真2
9. 黒猫の例 2

黒猫は、全身が黒く見える毛色です。ただし、胸元やお腹、足先に小さな白い毛がある子もいます。光の当たり方で茶色っぽく見えることもあります。

夜間はとくに見つけにくいため、首輪の色、目の色、しっぽの形など、毛色以外の特徴も大切です。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「全身黒」か「胸に白い毛あり」かを書く
  • 首輪・鈴・目の色を必ず添える
  • 夜は見えにくいので写真は明るいものを使う

10. 白猫

10. 白猫の猫 写真1
10. 白猫の例 1
10. 白猫の猫 写真2
10. 白猫の例 2

白猫は、全身が白く見える毛色です。外に出て時間が経つと、足元や背中が汚れてグレーっぽく見えることもあります。

白猫は似ている子が多く見えるため、目の色、耳や頭の薄い模様、しっぽの形などを細かく書くことが大切です。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「真っ白」か「頭に薄い模様あり」かを書く
  • 目の色が青・黄・左右違いなどの場合は書く
  • 汚れて白く見えにくくなる場合もある

11. ハチワレ

11. ハチワレの猫 写真1
11. ハチワレの例 1
11. ハチワレの例 2

ハチワレは毛色そのものではなく、顔の模様が八の字のように分かれて見える柄の呼び方です。黒白のハチワレ、キジ白のハチワレ、サバ白のハチワレなどがあります。

迷子猫の特徴としてはとても伝わりやすい言葉です。ただし、何色のハチワレなのかもセットで書きましょう。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「黒白ハチワレ」「キジ白ハチワレ」など色も書く
  • 鼻筋が白いか、鼻先まで色があるかを書く
  • 顔のアップ写真があると分かりやすい

12. グレー

12. グレーの猫 写真1
12. グレーの例 1
12. グレーの猫 写真2
12. グレーの例 2

グレーの猫ちゃんは、青みがかった灰色や銀色のように見える毛色です。全身が単色に近い子もいれば、うっすらしま模様が見える子もいます。

サバトラとの違いは、はっきりしたしま模様が目立つかどうかです。単色に近い場合は「グレー」、しまがはっきりしている場合は「サバトラ」と説明すると伝わりやすくなります。

迷子猫として書くときのポイント

  • 「濃いグレー」「薄いグレー」など色の濃さを書く
  • しま模様がある場合は「うっすらしまあり」と書く
  • 光で色が変わって見えやすいので複数写真があると安心

迷子猫チラシ・SNSでの書き方例

毛色名だけでは、見た人に十分伝わらないことがあります。次のように、毛色名+見た目の説明をセットにしましょう。

  • キジトラ:茶色と黒のしま模様。しっぽまで黒いしまがあります。
  • サバトラ:グレーと黒のしま模様。茶色ではなく銀色っぽく見えます。
  • キジ白:背中は茶色のしま模様、胸と前足が白いです。
  • サバ白:背中はグレーのしま模様、顔の中心と胸が白いです。

さらに、首輪の有無、しっぽの長さ、目の色、体格、最後に見た場所と日時を一緒に書くと、目撃情報につながりやすくなります。

普段から撮っておきたい写真

  • 顔のアップ
  • 全身が分かる横向き写真
  • 背中の毛色と模様が分かる写真
  • しっぽの長さや形が分かる写真
  • 首輪や特徴的な模様が写った写真

特にキジトラ・サバトラ・キジ白・サバ白は、光の加減で印象が変わりやすい毛色です。自然光で撮った写真と、室内で撮った写真の両方があると安心です。

まとめ

キジトラとサバトラの違いは、まず地色を見るのがポイントです。茶色系ならキジトラ、グレー・銀色系ならサバトラと考えると分かりやすくなります。

また、キジ白・サバ白という呼び方も使われます。ただし、迷子猫の捜索では呼び方だけでなく「どこが白いか」「背中は茶色系かグレー系か」まで具体的に伝えることが大切です。

愛猫の毛色を説明できるようにしておくことは、万が一の迷子対策にもなります。写真と一緒に、毛色・模様・しっぽ・首輪・目の色を整理しておきましょう。

参考:みんなの子猫ブリーダー「サバトラ猫ってどんな猫?」ねこのきもちWEB MAGAZINE「キジトラ猫とサバトラ猫の違い」

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